軽自動車の車検対応
カスタムパーツを装備していると格好が良い、スタイリッシュなドライブを楽しめるなど購入後に好きなパーツを買い揃えて装備されている人も多いのではないでしょうか。
しかし、取り付けの仕方や部品の種類などにより車検に通過することができないこともあるため車検前には標準仕様に戻して車検に通し、その後で再び装備させる人も多いといえます。
軽自動車などの中には、コンプリートカーと呼ぶメーカーのオプションを装備したカスタムカーも存在しています。
一般的に、メーカーオプション品は車検対応を可能にしていることや装備されているものが納車前になっている軽自動車なら安心しドライブや買い物などに出かけることも可能です。
改造することで車検に通るか否かが決まる、このようなイメージを持つ人も多いかと思われますが、車検対応は改造の有無ではなくどのような改造をしているのかで決まるもの、コンプリートカーでは検査を受けても合格できる部品や取り付け方をしているので大丈夫ということです。
コンプリート軽自動車は不正改造になるリスクもある
コンプリート軽自動車はエアロやアルミホイールをはじめ、ローダウンなどのカスタマイズが施された車です。
全体的に改造してあるので自分で手を加える必要はなく、そのままで格好良いのが魅力です。
新車時からコンプリートの状態まで持っていくにはかなりの費用が必要になるので、最初から完成している車が欲しいという人にはおすすめです。
自分で手を加える楽しさは味わえないですが、コツコツとカスタマイズするよりも楽ですし、作業工賃なども発生しないというメリットもあります。
しかしメリットばかりではなく、デメリットも存在します。
軽自動車の魅力である使い勝手の良さが失われてしまう可能性がありますし、不正改造と見なされてディーラーで作業してもらえないケースもあります。
車検に通らないレベルの改造をしてしまうと整備不良になる可能性もありますし、車検を通すために純正パーツに交換することになります。
そうなると余計な出費がかかりますし、面倒な作業も増えます。